第1回パナリットアカデミー実施レポート
実施レポート目次
- イベント概要 / About Panalyt Academy
- 当日のコンテンツ
- パナリットより最新の事例・機能紹介
- 第1回 パネルディスカッション「戦略人事 with パナリット」
パネルディスカッションサマリー
パネルディスカッション詳細 - 第1回 人事データ活用塾
- 懇親会
イベント概要 / About Panalyt Academy
Panalyt Academy(パナリット アカデミー)は、パナリットをご利用いただいているユーザーのみなさまが一堂に会し、経験や知識を共有する場として企画いたしました。また、パナリットより人事データに基づいた戦略立案までのフレームワークを学ぶコンテンツを実施し、人事データ活用に関して体系立てて学ぶ機会も提供しています。
ユーザーさま同士がつながりを深め、互いに情報をシェアし学び合うことで、各社の人事データの価値を最大限に引き出し、人事の側面から企業を底上げする。それが私たちの願いです。
当日のコンテンツ
第1回となる今回は、ユーザー企業さまによるパネルディスカッションをはじめとする以下コンテンツを実施。イベント当日は、総勢30名弱のユーザーのみなさまが足を運んでくださいました。
【コンテンツ内容】
・パナリットより最新の事例・機能紹介
・第1回 パネルディスカッション「戦略人事withパナリット」
・第1回 人事データ活用塾
・懇親会
パナリットより最新の事例・機能紹介
まずはアイスブレイクとしてパナリットに関連する数字クイズを出題。しかし、あまりにマニアックでなかなか正解が出ないというハプニングも・・・!こちらでは、最近のパナリットの活動として、ユーザー様に最もご利用いただいている人材諸表が、機能の拡充や計算スピードを向上させまもなくパワーアップすることをアナウンスいたしました。そのほか、プロダクトロードマップも一部ご紹介し、これからどのようにパナリットが進化していくのかをご紹介いたしました。
第1回 パネルディスカッション「戦略人事 with パナリット」
続いて、データを可視化した先まで多種多様に活用していらっしゃる
- 株式会社MIXI人事戦略部 人事企画G マネージャー 加藤里紗様
- 日本たばこ産業株式会社 人事部デジタルソリューションチーム 志水亮太様
- NECネッツエスアイ株式会社 人材組織開発部 課長 小西元紀様
の3名をパネリストにお迎えし、パネルディスカッションを実施いたしました。
パネルディスカッションサマリー
- 利用方法: 主に人事の課題の検証やファクトチェックに利用している。おおよそ週に一度利用しているが、評価の時は利用頻度が上がる。
- 導入のきっかけ: 異なる人事システム間の互換性の悪さとデータの信頼性向上のため。
- 導入後の効果: 出している数字が正しいという確証が持てるようになり、有価証券報告書の正確な情報提供が可能になった。
- データの展開: 全社に公開している企業様もいれば、権限設定を細かく管理している企業様も。
- 経営陣との活用: 経営陣とのコミュニケーションで評価。プロジェクトのモニタリングやデータを元にした課題発見に利用。質問を持ち帰らないようになったことが特に良かった点。
- ユニークな利用方法: パナリットを見ながら意見交換をする「わちゃわちゃする会」が人気。
パネルディスカッション詳細
Q:普段どういう使い方をしている?
A:事実確認をする際にパナリットを使っています。人事の課題が上がった時に検証するために利用していることが多いです。調べると、印象で語られていた事と異なることがあって。ファットチェックをしていくとソリューションが変わるっていうことが結構あるので、そういったところの実態確認に都度使っています。
Q:事実確認をしないといけないシーンは月にどれくらい?
A:週一くらい。若手の離職率が上がっている気がするので実際どうなのか調べてほしい、とリクエストを受けたり、企業としてインタビューを受ける際のファクトチェックなど、多種多様です。
A:時期によってムラはありますね。経営から聞かれることもあるし人事メンバーが日々活動する中で課題や情報が必要なケースが多々あるので、その時に使うことが多いです。特に評価の時は利用頻度が高くなる傾向にあります。
Q:評価の時のよくある社内での問い合わせ内容はどんなもの?
A:個別にこの人の過去の評価履歴を知りたい、と言うケースももちろんあるんですけど、分布で全体の傾向を見ることが多いですね。弊社は絶対評価なので、年や部署によっての差が結構あったりしますので、その部署で評価会議をする際に前回とか前々回はこんな感じでしたみたいにおさらい的に見せたりしています。
Q:導入のきっかけはどんなことでしたか?
A:我々の会社はパナリットを導入して丸一年たち、現在2年目になります。元々人事の色々なシステムを入れていたのですが、システムを繋ぐ縦の互換性が非常に悪かったんです。有価証券報告書など会社として公式な数字を出す際も、それぞれの担当が毎回都度データを計算して出していました。そのため、いまいち出している数字が正しいという確証が持ちきれずにいました。それを、しっかりとした人的資本の開示と言うルールに沿ってきちんとやろうっていうことで、パナリットさんとご縁があって導入させていただきました。
Q:実際導入してみてどうでしたか?
今パナリットには単体6,000名のデータを全て投入しています。当社はまだまだ活用というよりは可視化っていうところのフェーズが多いですが、有価証券報告書のルールに沿ってしっかり正しい情報を出すっていうフェーズなんですけど、ただ、それが結構大きい1歩だと思っています。
Q:パナリットのデータは人事以外にも展開してる?
A:我々は全社員に公開しています。なぜかというと、今人的資本開示が求められていますよね。そのため人事関連の数字は株主に公開することになる。それならその前に社員に公開すべきじゃない?という理屈です。もちろん パナリット見てください、ということでの人事がデータを出すための工数削減という部分もあります。
A:私たちは全社公開はしていません。HRBPが主に使っています。また、その人が与えられている役割範囲に応じて細かく権限設定しています。新たに必要になったら申請して承認する流れをとっています。
Q:経営陣との間でどう使われている?
A:数字を重視する文化なので経営陣へのレポートには数字を前提にしているのですが、経営とコミュニケーションをとるなかで、こんなに簡単に数字が見る事ができるということは評価いただきました。またプロジェクトをモニタリングするときにパナリットを活用したりしています。あと、面白かったのがパナリットを導入してしばらく経った後に、特定の業務ではなくパナリットを見ながら、何かインサイトをがないかを考えるということをしてみたら?と助言をもらったことがあります。今では、部署を問わず興味がある人が集まってパナリットを見ながら”わちゃわちゃする”会をしており、データを元に課題を出す一助となっています。
A:パナリットを見ながらワイワイする会はうちでも人気です。これは人事部以外で起きていることでもあります。経営陣との間での使われ方で言うと、こんなことがありました。いろいろ新しい事業をやりたいという事業部からマーケターの採用ニーズが複数きたことがありました。パナリットを見たら約1,000人の会社でマーケターが既に100人いたんです。こんなにいるのに採用したいということは今ある人材の配置転換はできないのか、スキルセットが違うのか、という議論が巻きおこりました。シンプルだけど実態をMTGのその場で出せる、持ち帰らないというのがとてもよかったです。
A:私も同じ感想を持っています。例えば、最近若手辞めていない?いい人ばっかり辞めていない?といったなんとなく雰囲気で言われていることを調べてみると、印象と結果が違うことも。そんな時、年代別で見ると年代が上の評価の低い人が辞めています、とか、20代は評価の高い人が辞めています、など数字を見ながら事実を元に経営陣とディスカッションする土俵ができたのは良かったですね。
第1回 人事データ活用塾
人事はいろんなところからいろんな角度でいろんな質問がくる。人事データ活用塾では、社内で起きうるユースケースを題材に、どのようなステップを経て問題解決していくのかを、追体験していただくワークショップを実施しました。
参加者のみなさんには、人事データの解像度を徐々に上げ、具体的にどんな仮説がたてられるか、データを元にどんな考察が考えられるのかをテーブル毎に簡単にディスカッションしていただきました。その後、パナリットより仮説の深掘りのプロセス及び各フェーズでの判断指標、判断指標に準じた要因・仮説などを解説いたしました。
第1回目のお題設定は、人事役員から受けた下記の質問に対して、パナリットにあるデータを用いてどのように回答するかを、グループワークで考えていただきました。
「当社の女性管理職比率はどんなもんだっけ?」
あなたならどんな指標を調べ、どんな数字を使って回答しますか? ※席近くの方とディスカッション
人事役員はまだあなたの回答に不満足の様子。人事役員は具体的にどんなことを知りたいと思っているのか、そんな時あなたならどんな情報を提供しますか? ※席近くの方とディスカッション
役員からの質問例
・過去からの推移は?
・2023年度末までに15%って目標を掲げてるけど、達成見込みは?
・同業他社と比べていいの?悪いの?
この報告を受け人事役員はさらにどんな質問を投げかけるでしょうか?また、あなたはさらにどんな考察を持って回答しますか? ※席近くの方とディスカッション
役員からの質問例
・特に改善余地のある部署(やその他の従業員属性)はどこ?
・一度12%まで上がったのに、なんでまた下がったの?
・その施策で本当に目標達成できるの?
最後は、これらの仮説を進化させるには?その仮説はどうやって検証するのか?を深掘りしました。
一次回答から回を重ねるにつれ、頭をひねらし唸る参加者の方も。ユーザー同士、知恵を出し合って仮説を深掘りし、問題解決までのディスカッションをしてもらいました。
懇親会
懇親会では、軽食をつまみながらユーザーさま同士情報交換をしていただきました。具体的にどのようにパナリットを使っているかという話からユーザー展開のコツ、業務のお悩み相談など多岐に渡った話題で盛り上がりました。
[参加者の声]
・他社事例を聞ける機会は職種柄少ないので貴重だった。
・パナリットで実態をすぐ見ることができるので、経営陣との会議で質問を持ち帰らない、という部分が非常に参考になった。
・人事データ活用塾は自社内でも実施したいと思った。
・人事以外のデータ活用に関して解像度が高まった。
今後も定期的にPanalyt Academyは実施していく予定です。ユーザーのみなさま、ぜひご活用ください!