【イベントレポート】村田製作所さま向け「グーグル事例から学ぶ、人事DX・データ活用に関する勉強会」を開催しました
データに基づいた意思決定で、戦略人事への変革を加速
この度、パナリット株式会社は、村田製作所さまの人事部門の皆さまを対象に、「人事DX・データ活用に関する勉強会」を実施いたしました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
本勉強会では、人事データ活用を推進する上での課題感を共有し、具体的な推進ステップやGoogle社での豊富な事例を通じて、データドリブンな戦略人事への変革を後押しするヒントをご紹介しました。
プレゼンテーション概要:Google社の事例に学ぶ、データ活用の効果的な進め方
勉強会では、主に「人事DX・データ活用において不安に感じること」への回答として、Google社の具体的な成功事例を交えながら、データ活用の重要性と効果的な推進方法をお伝えしました。
事例に学ぶデータ活用のインパクト
事例1:採用プロセスの効率化と経営層の説得
- 複雑化していた採用プロセスをデータで可視化し、「最終面接後のレビュー回数が多すぎる」という課題を特定。
- データによるストーリーテリング(危機感を煽る可視化や、プロセスの非効率性を客観的に示すデータ)を通じて経営を動かし、レビュー回数をスリム化。結果、採用期間を半分の30日に短縮しました。
事例2:採用体験(Experience)をKPI化し、現場の行動を変容
- 採用効果と効率に加え、「採用体験(Experience)」を3つ目のEとして重視。候補者アンケートから、体験に大きく関与する要素が「人」(面接官、採用担当者など)であることを特定。
- 本部が追う「総合的な満足度KPI」と、現場が追う「(不採用連絡の)架電率100%」といったアクションレベルのKPIを明確化し、行動変容を促しました。
事例3:研修受講率向上における、ベストプラクティス探索のプロセス
- 研修プログラムの受講推奨において、単純なリマインドメールだけでなく、「待機リストの人数」や「待機者の顔写真」付きメールなど、様々なアイデアを試行。
- データを取りながら最も行動変容を起こせた手法を定着させ、研修の活用率向上に貢献。最初から完璧を求めず、ABテストを通じ学びながら最善解に到達するプロセスの重要性をお伝えしました。
効果的な推進ステップ
データドリブンな戦略人事を実現するための推進ステップとして、以下の3点が特に重要であることを強調しました。
- 優れたPeople Question(問い)の設計: 「(テーマ)について面白いことを教えて」ではなく、「〜ができていないのは、〇〇と××が原因ではないか?」といった具体的な仮説を内包する問いを設計することが最も重要です。
- 仮説・KPIの設計: 経営を助ける「良い問い」を、経営レベルの目標と現場レベルで操作可能な「アクション」に紐づくKPIに落とし込みます。
- 施策実行(Launch VS Land): 施策の実行には、重要性・緊急性を説明するExecutive Sponsorと、現場を巻き込むChampionを配置。また、施策を実行(Launch)するだけでなく、長期的に定着させる(Land)視点を持つことの重要性を解説しました。
講演後は勉強会で得られたヒントを基に、「村田独自のPeople Question」の設定を参加者皆さまに考えていただきました。
【アンケートコメント抜粋】
勉強会後アンケートにて、参加者の皆さまから率直なご感想を頂戴いたしました。
「データは意思決定に必要な要素であり、グローバルで目線を合わせるために活用していくことができるということ。また、データは仮説思考によって活用しくものであることなどは、大事な気づきになりました。」
「貴重な場をありがとうございました。各担当が、それぞれの観点で学びや気付きを得るよい機会であったと感じています。個人的には、特にKPIの立て方について具体的なお話がお伺いできてよかったです。」
「お話を聞いて例えば、研修が実際の業務成果や行動変容につながっているか。どの形式が誰(どの属性の従業員)に有効か?といった観点をKPIにつなげていけないか、などを考えていきたいと思いました。」
「小川様のバイタリティに圧倒されました。Google社における事例を聞く中で、具体的な体制や役割設計をおこなう重要性を実感しました。キレイな内容だけではなく、実際に進める中でのドロドロしたお話もあり、推進する際の反応を想像することができました。」
データドリブンな意思決定へ
パナリットは、勉強会を通じて企業さまとデータに基づいた人事の意思決定におけるギャップを埋め、戦略的な人事変革を支援することに注力してまいります。
データドリブンな戦略人事への一歩を、ぜひパナリットと共に踏み出しましょう。